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2012.01.06 Friday | - | 

クジラの彼

評価:
有川 浩
角川書店
¥ 1,470
(2007-02)
Amazonおすすめ度:
はい。満足しました<(__)>
いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!
自衛官のオフタイム
楽天ブックス / bk1 / 7&Y icon
「沈む」んじゃなくて「潜る」。潜水艦とクジラと同じだから。 人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。
以前読んだ少女七竈と七人の可愛そうな大人と同じでSweet Blue Ageにも収録されてます。

Sweet Blue Ageを読んだときにも書いているけれど、表題作の「クジラの彼」の冬原さんがとても好みです。デロデロに甘そうだけど少しビターな恋愛模様。有川さんご本人が「いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い」とおっしゃってますが「むしろ大好物です」と声を大にして言いたい。

▼クジラの彼
Sweet Blue Ageを読んだときに感想書いてるかな、と思ったけれどたいした事書いてませんでした。ていうか冬原さんが好きとしか書いてない(笑)いやぁ、でもこれ待ってる方もつらいけれど待たせる方もつらいですよね。今や持ってて当然、ないと大変な携帯電話が通じないなんて想像することすら難しいじゃないですか。そのうえいつまで待てばいいか分からない状況を耐えられる聡子の強さがすごい。冬原さんの「我慢できなくなったら」なんていう不器用な優しさも素敵なんですが、この微妙な優しさって女からしてみればふざけるな!ですよね、ホントに。でも好きです(どっちだ)

▼ロールアウト
自衛隊の知られざる真実、っていうのが一番かな。ひえー!あたしには耐えられないわー!と心の底からご遠慮願いたいこの状況。女同士のトイレでさえ「音姫」が必要なのに。これは有川さんの中では割と糖度低めだったかなぁ。でもナチュラルにセクハラだよな!

▼国防レンアイ
砂吐くかと思った。これが個人的には一番甘かったなー。というか正直こんな男に惚れられて羨ましい。なんかもう本当に「少年」のようです。お前らどこの中学生だー!と言わんばかりのもどかしい片思い。そしてあたしも腹筋割ってみたい・・・となぜか思ってしまった(笑)

▼有能な彼女
「怒ってて」なんてそう簡単に言えるか!!と思いながら夏木さんにときめきました。この人の言動は大人なのか子供なのか悩むところだな(笑)ちまちまとちょっかい(?)を出す冬原さんに思わず「何を偉そうに!」とにやけてしまいました。<クジラの彼と読み比べて。しかし男があたふたする話は読んでて面白い。

▼脱柵エレジー
中学時代の級友に自衛隊入りした子(もう子っていう年でもないけど)がいるんですが、時折飲みで会うことがあっても「自衛隊はきついぜー」くらいしか言いません。でも実際はあたしが想像してる以上に肉体的にも精神的にもきついんだろうなー、なんてこれを読みながらその子を思い出しました。肉体的にきついのは想像するに容易いけれど(実際はあたしの想像どころじゃないだろうけど)やっぱ恋愛面においてが一番きつそうだわ・・・。この作品と国防レンアイは続きがあれば是非とも読みたいところ。

▼ファイターパイロットの君
旦那を「貴様」と呼んだりする反面、子供に対しては弱気な光稀がどこか可愛かったです。「クジラの彼」「有能な彼女」と同様にこの作品も「空の中」と「海の底」のスピンオフになるらしいですね。ただでさえ積読書がたまってるというのにこれ以上増やしてどうする・・・!と思いながらも読ませていただきたいと思います。

もうすっかり有川浩ファンです。
2007.02.25 Sunday | 小説(あ行の著者) | 

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2012.01.06 Friday | - |